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土地に縛られない

2009年01月25日 05:41

1970年代半ばまで、 
所得格差が人口移動の主たる要因だったそうです。
しかし1970年代後半以降は、
所得格差の人口移動に与える影響が認められなくなりました。
日本が社会として成熟化したのでしょう。
土地、街とのしがらみができ、
人を簡単に他の土地に移動させなったというわけです。

これは就職活動にも影響してきます。
特に地方都市に生まれ育ち、
小学校から大学まで過ごした人は、
卒業後もその土地を離れられない人がけっこういます。
親が心配という人も多いのでしょう。

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反論も多いとは思いますが、
20代のうちは知らない土地で働いても良いのではないでしょうか。
現在の地方都市の多くは雇用が十分ではありません。
その結果、
派遣、非正規雇用の選択をするぐらいなら、
都会に思い切って出た方が良いと思います。

付け加えると、
1つの土地に収まっていると視野が狭くなります。
知らない土地を経験することは、
人間の幅を広げることにもなります。
同じ日本であってもそれを感じます。

地方都市を一生離れろと言っているのではありません。
都会でビジネススキルを身につけた後に、
地方に戻ればいいのです。
高いスキルをもって地方で働けば、
地方の活性化にもつながるはずです。

その人にとっても、
充実したビジネスライフが送れるのではないでしょうか。

この考え方は、いかがでしょうか?

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地方のハンデ

2009年01月18日 06:46

地方大学の方で中央の企業を目指す方は 
いろんな意味でハンデを背負っています。

これは私が新卒の頃に就職活動で出会った
地方国立大学のある大学院生のお話です。

某企業の最終面接の後に
私は彼と一緒にお茶をしました。
当然、就職活動の話が中心になったのですが、
彼の話では、
「この会社の内定が出たら、就職する」
「何度も上京するのは、時間的にも経済的にも厳しい」
「まだ内定は1つもないが、そんなに何社も受けることができない」
「ある程度のところでの妥協は仕方ない」

ということでした。

最終面接だったその会社は某有名企業です。
就職先としては申し分のないところだと思います。
(数年前に合併して社名は変わりましたが。)
とはいえ、話を聞いていて
「本当に納得できているのかな?」
という感じが私には強く残りました。
それゆえ
そのときのことは今までもよく覚えています。

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地方在住の方は
時間的な問題、金銭的な問題から
東京、大阪近郊に住む方と比べて
応募できる企業の数も限られてきます。 
その結果として、
企業を見る機会も、比較する機会も少なくなる
ということです。

就職活動の結果次第で、
人生は大きく変わってきます。
せめて納得のいく就職活動をしてください。

ちなみに院生の方のその後ですが、
その会社から内定が出て、そのまま就職したそうです。

がりんこ

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